米国とロシア、大使館問題でイスタンブールで会談

[Financial Express]イスタンブール、4月10日(AFP):米国とロシアの代表団は木曜日、モスクワのウクライナ侵攻後に人員を大幅に削減した両大使館の機能回復について協議するためイスタンブールで会合した。

この会談は2回目となるが、ドナルド・トランプ大統領が2期目開始後にロシアと接触し、ウクライナでの戦闘を終結させれば関係改善を提案したことを受けて行われた。

AFP記者は、ロシアと米国の代表団がイスタンブールのロシア領事館に到着したと伝えた。

米国務省のタミー・ブルース報道官は火曜日、記者団に対し、両国は「二国間ミッションの活動のさらなる安定化に向けて前進するよう努める」と述べた。

「議題には政治問題や安全保障問題はなく、ウクライナは全く議題に上がっていない」と彼女は述べた。

ロシアの報道機関によると、会談は数時間続くと予想される。

ロシアのアレクサンダー・ダルチエフ米国特使は水曜日、記者団に対し、会談は「ロシア外交使節団の活動に厳しい制限を設けた前米政権の有害な遺産を取り除くこと」に焦点が当てられると語った。

ロシアのウクライナ侵攻により、モスクワとワシントンの関係は冷戦以来最低のレベルに落ち込んだ。

トランプ大統領がホワイトハウスに戻って以来、ロシアと米国の当局者は、ウクライナ停戦や経済関係の回復に関する交渉から、木曜の議題となったような技術的な問題まで、さまざまな協議を行っている。

両国は外交官の追放により、長年にわたり最小限の人員で大使館を運営してきた。


Bangladesh News/Financial Express 20250411
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-russia-meet-in-istanbul-for-talks-on-embassies-1744299078/?date=11-04-2025