[The Daily Star]インドネシアのアイルランガ・ハルタルト経済相は、米国との今後の交渉の一環として同国との貿易黒字を縮小しようと、米国からの輸入を増やすことを検討していると述べた。
インドネシアに課された32%の関税は、世界中に衝撃を与えたドナルド・トランプ大統領の広範囲にわたる措置によって、アジアで最も大きな打撃を受けた国の一つとなった。
米通商代表部のデータによれば、ワシントンとジャカルタの物品貿易赤字は2024年に179億ドルとなり、前年比5.4%増加した。
「インドネシアはインドネシアのニーズに応じてアメリカから商品を購入する」とアイルランガ外相は月曜日記者団に語った。
同氏は先週、インドネシアの主要貿易相手国の一つである経済大国との格差を縮めるため、ジャカルタは液化天然ガスや液化石油ガスなどの製品をもっと購入するだろうと述べた。
アイルランガ氏は、自身とスギオノ外務大臣、スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務大臣を含むインドネシア高官らが4月16日から23日までワシントンを訪れ、米国の高官らと会談する予定だと述べた。
同氏はさらに、スコット・ベセント財務長官、ハワード・ラトニック商務長官、マルコ・ルビオ国務長官を含むトランプ陣営の主要メンバーと会談する予定だと付け加えた。
「インドネシアはワシントンに招待される最初の機会を得た国の一つだ」とアイルランガ氏は語った。
スリ・ムルヤニ財務大臣は先週、インドネシアは携帯電話やノートパソコンを含む一部の商品の輸入税を2.5%から0.5%に調整すると述べた。
米国産鉄鋼や医療機器など他の製品については、輸入関税が5~10%から0~5%に引き下げられると彼女は述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250416
https://www.thedailystar.net/business/news/indonesia-lift-us-imports-part-tariffs-talks-3872086
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