ICT、7月の銃撃事件でアンサールのメンバーを尋問へ

[The Daily Star]国際刑事裁判所は、7月の暴動中にダッカのモハマドプール地区で抗議者を射殺したとされる様子がビデオに捉えられていたアンサールのメンバー、オマル・ファルクの尋問を捜査機関に許可した。

この命令は検察側の請願を受けて、モハメド・ゴラム・モルトゥザ・モズムダー判事が率いる3人からなる法廷から昨日出された。

ガジ・モナワル・ホセイン・タミム検察官は法廷に対し、捜査員らが事件に関連する写真やビデオ映像など重要な証拠を入手したと述べた。

そうしたビデオの1つには、モハマドプルでファルク氏が抗議活動者に向けて非常に近い距離から発砲する様子が映っているとされている。

映像には、複数の法執行官や政治活動家とみられる人物の存在も確認されている。検察官は、ファルク氏への尋問は、事件における彼らの役割を明らかにする上で極めて重要であると主張した。

一方、法廷は、暴動中にモハカリで抗議活動者5人が殺害された事件に関する調査報告書の提出期限も延長した。

タミム検察官は、調査報告書を速やかに提出できるよう、最も残虐な事件のいくつかに対する捜査を優先していると述べた。

同氏は、報告書には、上級指揮責任を問われている、解任された首相シェイク・ハシナ氏を含む、数人の著名な被告に対する容疑も含まれるだろうと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250417
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/ict-quiz-ansar-member-over-july-shooting-3872886