ビダ氏、ガソリン価格高騰に懸念表明

ビダ氏、ガソリン価格高騰に懸念表明
[The Daily Star]バングラデシュ投資開発庁(BIDA)のチョウドリー・アシク・マフムード・ビン・ハルン執行委員長は、新たに設定されたガス料金は、新規投資家に対し、既存投資家よりも33%高い料金を支払わせるもので、差別的であると述べた。

ビダ氏は4月15日にバングラデシュエネルギー規制委員会(BERC)に送った書簡の中で、価格引き上げの動きは同国の投資見通しと経済の勢いを損なう可能性があると警告し、料金改定を求めた。

「この差別的な政策は新たな投資を阻害するだろう」とチョウドリー氏は書簡の中で述べた。「投資家はすでにこの決定を不当と考えており、反対の立場を取っている。」

投資促進庁は、政府の補助金削減計画に反対するものではないと述べた。しかし、そのような決定は透明性が確保されるべきである。

書簡では、発表のタイミングについても言及しており、この発表はBIDAが主催したバングラデシュ投資サミット2025のわずか数日後に行われた。

ビダ氏によると、このイベントには40カ国から約450人の投資家やビジネスリーダーが参加し、その多くがバングラデシュへの投資に関心を示したという。

「複数の投資家が、この国への投資に関する覚書や協定に署名した。サミット直後に差別的なガス価格引き上げを発表すれば、間違いなく彼らの間でネガティブな感情が広がるだろう」とチョウドリー氏は述べ、BERCに対し、投資に有利な価格設定モデルを採用するよう決定を再考するよう求めた。

彼はまた、価格上昇の影響を評価するための検討および影響分析ワークショップを開催することを提案した。

ビダ氏の懸念は、外国の利害関係者が値上げのタイミングに疑問を呈し、バングラデシュの外国投資家商工会議所と欧州連合商工会議所がこの動きに懸念を表明したことを受けて生じた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250417
https://www.thedailystar.net/business/news/bida-expresses-concern-over-gas-price-hike-3872441