トルコ中央銀行、金利を46%に引き上げ

[Financial Express]イスタンブール、4月17日(AFP):イスタンブールの野党市長の逮捕をめぐる1か月に及ぶ抗議活動が経済に圧力をかけていることを受け、トルコ中央銀行は木曜日、主要金利を46%に引き上げた。

同銀行は声明で「金融政策委員会は政策金利を42.5%から46%に引き上げることを決定した」と述べた。

利上げは、イスタンブールの人気市長エクレム・イマモール氏が汚職容疑で逮捕・投獄されたことに対する街頭抗議でトルコが混乱する中で行われた。同抗議によりトルコリラはドルに対して記録的な安値を記録し、

政府に近い企業に対するボイコットの呼びかけに加え、抗議活動の波はイスタンブール証券取引所の大幅な下落を招き、3月18日の取引終了以来13%以上下落した。

イマモール氏が逮捕された日、トルコリラは約12%急落し、史上最低水準に達した。

この急激な下落は短期間だったが、トルコ中央銀行が被害を抑えるために500億ドルを投入したにもかかわらず、リラは3月19日以来、依然としてドルに対して4%以上下落している。

中央銀行は木曜日、「インフレの持続的な低下によって物価安定が達成されるまで」金融引き締め姿勢を維持すると述べた。

今月初めに発表された公式統計によると、昨年5月に75%まで急上昇した年間インフレ率は、3月には38.1%まで低下し、2021年12月以来の最低水準となった。

当局は2025年末までに公式に24%を目標としている。

同中銀は「委員会はインフレ見通しを重視しながら会合ごとに慎重に政策金利を調整する」と述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250418
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