イランと米国、合意に向けてローマで協議

[Financial Express]ローマ、4月19日(ロイター): イランと米国は、外交交渉が失敗すれば軍事行動も辞さないと警告するドナルド・トランプ大統領の影の下で、テヘランの核開発目的をめぐる数十年にわたる対立を解決するため、土曜日にローマで新たな核協議を開催する予定だった。

イランのアバス・アラクチ外相とトランプ大統領の中東特使スティーブ・ウィトコフ氏は、双方が建設的だったと述べたマスカットでの第一ラウンドの1週間後、オマーンの仲介者を通じて間接的に交渉する予定である。

アラクチ氏はテレグラムアカウントへの投稿で、第2回協議に出席するためローマに到着したと伝えた。同氏は金曜日、モスクワで、米国が現実的な姿勢を示す限り、イランは米国との核開発計画に関する合意は可能だと考えていると述べた。

しかし、一部のイラン当局者が制裁が早期に解除される可能性があると推測したことを受け、テヘランは迅速な合意への期待を抑えようとしている。イランの最高権力者である最高指導者アリー・ハメネイ師は今週、「過度に楽観的でも悲観的でもない」と述べた。

一方、トランプ大統領は金曜日、記者団に対し、「私はイランが核兵器を持つことを阻止することに賛成だ。イランは核兵器を持つことはできない。イランが偉大で繁栄し、素晴らしい国になることを望んでいる」と述べた。

トランプ大統領は2018年の最初の任期中にイランと6カ国間の2015年の核協定を破棄し、テヘランに壊滅的な制裁を再び課したが、1月にホワイトハウスに戻って以来、イランに対する「最大限の圧力」キャンペーンを復活させている。

ワシントンは、イランが原子爆弾の製造を目的としていると考えられる高濃縮ウランの生産を停止することを望んでいる。

自国の核開発計画は平和的なものだと常に主張してきたテヘランは、制裁解除と引き換えにいくつかの制限について交渉する用意があると述べているが、2018年にトランプ大統領が行ったように米国が再び約束を破らないという確固たる保証を求めている。

2019年以降、イランは2015年の合意で定められたウラン濃縮制限を破り、それをはるかに超え、西側諸国が民生用エネルギー計画に必要だと主張する量をはるかに超えるウランを生産している。

匿名を条件にイランの交渉姿勢を説明したイラン高官は、イランの譲れない譲れない条件として、ウラン濃縮遠心分離機の解体、ウラン濃縮の全面停止、あるいは2015年の合意で合意された水準を下回る濃縮ウラン備蓄量の削減には決して同意しないことを挙げた。イランはまた、ミサイルなどの防衛能力に関する交渉も拒否している。

テヘランとワシントンはともに外交交渉を進める意向を示しているものの、20年以上も続いているこの紛争をめぐっては両国の間に依然として大きな隔たりが残っている。

ウィトコフ氏とアラクチ氏は先週の第1ラウンドの終わりに短時間対話したが、両国当局者は2015年以降直接交渉を行っておらず、イラン側はローマでの協議もオマーンの仲介者を通じて間接的に行われると述べた。

2015年のイラン核合意に参加したロシアは、「

仲介し、イランと米国に利益をもたらす役割を果たす」

アメリカ合衆国。

過去数ヶ月にわたり、イスラエルはトランプ政権に対し、春の終わりから夏の時期を含むイランの施設を攻撃する一連の選択肢を提案してきた。


Bangladesh News/Financial Express 20250420
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-us-hold-talks-in-rome-to-reach-deal-1745078928/?date=20-04-2025