[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は前日の取引で3%以上下落した後、ドル安と押し目買いに支えられ、木曜日は上昇したが、市場の注目は引き続き米中貿易関係の最新情報に集中している。
金現物は、グリニッジ標準時13時(GMT)時点で1.4%上昇し、1オンスあたり3,332.89ドルとなった。金価格は火曜日に米国経済への懸念から過去最高の3,500.05ドルを記録したが、水曜日にはドナルド・トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)議長解任の脅しを撤回し、中国に対する姿勢を軟化させたことを受けて下落した。
米国の金先物は1.5%上昇し、3,344.60ドルとなった。
「現在、市場全体が関税という一つの話題で持ちきりだ。中国は激怒した側を演じている。そのため株価は下落し、ドルは下落し、金は上昇している」と独立系金属トレーダーのタイ・ウォン氏は語った。
「金が3,500ドルまで上昇したのはやや暴騰気味で、それを消化するには反落が必要だった。今後数セッションは横ばいで推移する可能性が高いが、強気相場にあるため、大幅な下落時には確実に買われるだろう。」
他の市場では、投資家がトランプ大統領の方針転換を捉えようとしたため、株価は低迷し、ドル高の反発も勢いを失った。ドル安とリスクオフのセンチメントは、安全資産である金への投資家の関心を高める傾向がある。
中国は米国のすべての「一方的」関税の撤回を求め、米国政府が協議があったと繰り返し示唆しているにもかかわらず、米国との貿易協議は行っていないと明らかにした。
一方、データによれば、先週、米国で新規失業保険申請を行った人の数はわずかに増加しており、輸入品への関税により経済に暗雲が漂っているにもかかわらず、労働市場は依然として底堅いことを示唆している。
その他の金属では、スポット銀は0.6%下落して1オンス33.33ドル、プラチナは972.79ドルで横ばい、パラジウムは0.6%下落して938.50ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250425
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-prices-gain-amid-bargain-hunting-1745510188/?date=25-04-2025
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