[Financial Express]ニューデリー、4月28日(ロイター): インドの3月の鉱工業生産は、データ発表の早さと鉱業活動の鈍化によりエコノミストの予想には届かなかったが、前月の6カ月ぶりの低水準からは回復したことが28日、政府データで明らかになった。
3月の工業生産は前年同月比3%増となった。ロイターが調査したエコノミスト予想の3.3%増、2月の改定値2.7%増を上回った。
データによると、鉱業活動は前月の1.6%増から0.4%増に鈍化した。製造業の生産量は3月に3%増(前月は修正値2.8%増)となり、電力生産量は2月の3.6%増から6.3%増となった。
インドは今月初め、工業生産の伸び率の数字を毎月28日に発表することを決定し、データ発表間隔を42日としていたこれまでの間隔を短縮した。
ICRAのエコノミスト、アディティ・ナヤル氏は、データの早期発表により成長見通しが鈍化した可能性があり、後日、比較的大幅な修正が行われる可能性があると述べた。
家電製品や自動車を含む耐久消費財の生産は、2月の修正値3.7%増に対し、3月は6.6%増加した。
Bangladesh News/Financial Express 20250429
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/industrial-output-in-india-misses-expectations-1745859234/?date=29-04-2025
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