ウガンダの野党、本部が治安部隊によって「封鎖された」と主張

[Financial Express]カンパラ、4月28日(AFP):ウガンダの野党は28日、来年の総選挙を前に同党が抗議運動を開始するのを阻止するため、治安部隊が首都カンパラの同党本部を「封鎖」したと発表した。

治安部隊は近年、ミュージシャンから政治家に転身したボビ・ワイン氏が率いる野党・国民統一プラットフォーム(NUP)を頻繁に標的にしている。

この東アフリカの国は2026年1月の大統領選挙に向けて準備を進めており、ヨウェリ・ムセベニ大統領が40年間の統治を延長すると予想されている。

「重武装した合同治安部隊、警察、軍隊が党本部を封鎖しており、われわれはそこへは入れない」とNUPのルイス・ルボンゴヤ事務局長はAFPに語った。

「警備員を配置し、本部を封鎖するのは、私たちが『抗議投票』キャンペーンを開始する予定だった今日の記者会見を阻止するためだ」と彼は語った。

このキャンペーンは、すべての国民、特にNUPによると「若者」に、政府に反対する投票に参加し、その後デモを通じて自分たちの民主的権利を守るよう呼びかけるのが目的だった。

「パルチザン警察と軍がキャンペーンの開始を阻止したとしても、私たちはメッセージを国民に届けるためにあらゆる手段を使うつもりだ」とルボンゴヤ氏は付け加えた。

警察報道官キトゥーマ・ルソケ氏はAFPに対し、「警官らは予防的安全措置を講じ、本日NUP本部に展開した」と語った。

同氏はNUPの計画された活動は「違法」だと述べ、同党は「公共の安全を考慮して法律の範囲内で活動する」よう指示されていると付け加えた。しかし、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

「公共の安全上の理由から、NUPによるいかなる違法行為の計画も許可しない。警察の指示に従うよう彼らに求める」とルソケ氏は付け加えた。

治安部隊は2月にNUPの本部を襲撃し、同党は警官らが盗聴装置やスパイカメラを設置したほか、書類やコンピューター、現金を盗んだと主張している。

警察はAFPのこの疑惑に関するコメント要請に応じなかった。


Bangladesh News/Financial Express 20250429
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/uganda-opposition-says-hq-sealed-off-by-security-forces-1745861894/?date=29-04-2025