BBはフィッチに対しバングラデシュに対する見通しを再考するよう促す

BBはフィッチに対しバングラデシュに対する見通しを再考するよう促す
[The Daily Star]バングラデシュ銀行(BB)は昨日、バングラデシュ経済、特に対外部門が回復しつつあるとして、世界的な信用格付け機関フィッチに対し、バングラデシュに対する見通しを再検討するよう求めた。

中央銀行はバングラデシュ銀行本部で同機関の代表団との会合でこの訴えを行った。

フィッチを含む多くの格付け機関は、バングラデシュの経済状況、特に外貨準備高の減少を考慮して、昨年以来バングラデシュの格付けを引き下げ続けている。

フィッチは昨年5月、バングラデシュの対外バッファーの弱さが続いていることを理由に、同国の長期外貨建て発行体デフォルト格付けを「BB-」から「B」に引き下げた。

会議にはバングラデシュ銀行のザキル・ホセイン・チョウドリー副総裁、アリフ・ホセイン・カーン執行理事兼報道官、および中央銀行の他の関係者が出席した。

BBのチーフエコノミストユニットのディレクター(調査担当)であるモハンマド サリム アル マムン氏は、会議で国の経済の主要指標に関する論文を発表した。

会議後、アリーフ・ホセイン・カーン氏はデイリー・スター紙に対し、会議では彼ら側から国の経済の現状が説明されたと語った。

主要経済指標は現在改善しており、それがフィッチにバングラデシュの格付けを見直すよう促した理由だと同氏は付け加えた。

国際通貨基金の計算によると、バングラデシュの外貨準備高は210億ドルを超えており、送金と輸出収入の増加により過去数か月間は安定している。

3月の送金流入額は32億9000万ドルに達し、バングラデシュ史上、単月としては最高額となった。

同国は4月の最初の26日間だけで22億7000万ドルの送金を受け取った。


Bangladesh News/The Daily Star 20250429
https://www.thedailystar.net/business/news/bb-urges-fitch-reconsider-outlook-bangladesh-3882651