[Financial Express]キエフ、4月29日(AFP):ロシアとウクライナの両軍が火曜日早朝、互いにドローン数十機を発射し、ウクライナで12歳の少女1人とロシア国境地域で2人が死亡したと当局が発表した。
これらの攻撃は、米国が和平プロセスにとって「極めて重要」であると警告した週に入って2日も経たないうちに発生し、米当局者は、早期に進展が見られなければ停戦に向けた取り組みを断念すると表明した。
ロシアによるウクライナへの攻撃では、首都キエフを含め過去1か月間に数十人が死亡しており、前線での戦闘は鎮まる兆しを見せていない。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は月曜日、モスクワの第二次世界大戦の記念式典に合わせて5月に3日間の休戦を宣言した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、これはモスクワで5月9日に行われる軍事パレード中にプーチン大統領に「沈黙」してもらうためだけのものだと述べ、即時停戦を要求した。
ウクライナ空軍は、ロシアが月曜遅くから火曜早くにかけてウクライナに向けて無人機100機を発射したと発表した。
「敵の攻撃は悲劇をもたらした。サマール州グブニハで12歳の少女が死亡した」とウクライナ中部ドニプロペトロフスク州のセルゲイ・リサク知事はテレグラムに書き込んだ。
グブニハは前線から西に約140キロ(90マイル)の地点にある。「6歳の少女と大人2人が負傷した」と彼は付け加えた。ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州では、「敵の無人機が、5人の男性を乗せた走行中の車両を故意に攻撃した」と、同州のヴャチェスラフ・グラドコフ知事は述べた。
「大変残念なことに、医療関係者が到着する前に現場で2名が亡くなりました」と彼は付け加えた。ロシア軍は、ロシアが実効支配するクリミア半島上空で4機を含む、夜間に複数の地域で40機のドローンを撃墜したと発表した。
ロシアは2022年2月にウクライナ攻勢を開始して以来、2014年に併合したクリミアに加え、ウクライナの4つの地域の大部分を占領し、自国の領有権を主張している。
Bangladesh News/Financial Express 20250430
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/russia-ukraine-fire-drones-at-each-other-1745942783/?date=30-04-2025
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