結果の見えない非公開協議

[Financial Express]バングラデシュ政府高官と国際通貨基金(IMF)代表者らによる、停滞している第4回および第5回融資の返済をめぐる非公開会議で何が起きたかは依然として不明のままである。

実際、フィナンシャルエクスプレス特派員は会議に参加したバングラデシュ人のほぼ全員に連絡を取った。しかし、彼らは口を閉ざしていた。

「…申し訳ありませんが、お話しできません」と財務長官のモハメド・カイルザマン・モズムダー氏はワッツアップのメッセージで返答した。

バングラデシュのバングラデシュ労働党の関係者は、フィナンシャルエクスプレスに対し、意見の相違を縮めることはできなかったと述べた。「この件については引き続き協議していく」

IMFのミッション団は、融資パッケージの条件を履行するバングラデシュの進捗状況を確認するため、先月第1週にダッカに到着し、バングラデシュ側と複数の協議を行った。しかし、1週間以上に及ぶ訪問は、より柔軟な為替制度の整備とバングラデシュの税収対GDP比の大幅な拡大という2つの問題で双方が合意に至らず、合意に至らないまま終了した。

ダッカでは双方が合意に達することができなかったため、議論はアメリカの首都ワシントンにまで拡大され、2025年4月22日から春季会合が開催された。

ワシントンDCで開かれたIMF・世界銀行春季会合の合間に行われた会合で、バングラデシュ代表団はIMFに対し、国家歳入庁(NBR)基金が設定した野心的な税収動員目標を緩和するよう説得したが、IMFはドル・タカ為替レートのより柔軟な設定を主張し続けた。

IMFとバングラデシュのマクロ経済状況の安定化を目的とした47億ドルの融資パッケージに基づく13億ドルの支出に関するスタッフレベルの合意は、依然として保留されている。

質問に対し、財務顧問のサレフディン・アハメド博士はフィナンシャル・タイムズに対し、「この問題についてはまだ決定が出ていない」と語った。

BB当局者は火曜日にこの問題についてIMF当局者とさらに会合する予定だ。

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Bangladesh News/Financial Express 20250506
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