[Financial Express]ベルリン、5月6日(BBC):ドイツの保守党党首は、首相就任を問う議会投票で予想外に過半数に届かなかった。
フリードリヒ・メルツ氏は、630議席の連邦議会で316票の獲得が必要だったが、310票しか獲得できず、ドイツ連邦議会選挙での勝利から2カ月半後のキリスト教民主党党首にとっては大きな打撃となった。
メルツ氏と中道左派の連立政権は議会で十分な議席を確保しているものの、支持すると見込まれていた18人の議員が反対票を投じたようだ。メルツ氏が最初の投票で敗北したことは、近代ドイツ史上前例のない出来事とみられている。
連邦議会は今後14日間、議員の半数以上でメルツ氏か別の候補者を首相に選出することになる。
ドイツ憲法では、投票数に制限はないが、その期間内に絶対多数に達しない場合は単純多数決で候補者が選出される。
直ちにさらなる投票が行われるとは予想されておらず、混乱の雰囲気が広がっていた。
ドイツ連邦議会のユリア・クロックナー議長は水曜日に2回目の投票を計画していると言われているが、キリスト教民主党のカールステン・リンネマン書記長は同日中に2回目の投票が行われることを期待していると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250507
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/merz-falls-short-of-majority-1746557714/?date=07-05-2025
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