インドとパキスタンの緊張によりフライト時間が延長

インドとパキスタンの緊張によりフライト時間が延長
[The Daily Star]当局者らによると、ダッカ発ロンドン、トロント、ローマ行きのビーマン航空の便は、インドとパキスタン間の緊張により経路変更が行われているため、現在、通常より1~2時間長くかかっている。

トルコ航空、ジャジーラ航空、およびハズラット・シャージャラル国際空港を発着する複数の航空会社の便も経路変更されている。

この混乱は空域制限によって引き起こされている。パキスタンはインドの航空機に対して空域を閉鎖しており、インドもこれに呼応する措置をとっている。

その結果、いくつかの国際航空会社がこの地域の空域を避けるようになり、南アジアとヨーロッパや北米の目的地を結ぶ航空路線の飛行距離が長くなった。

ビーマン当局者らによると、インド上空の飛行は通常通り行われているが、パキスタン領空が閉鎖されたため迂回を余儀なくされているという。

ビーマン航空の機長は、飛行機がパキスタン領空を通過する場合、ダッカとロンドン間の飛行には約10時間かかると述べた。

しかし、現在では飛行時間は11~12時間かかると機長は匿名を希望しながら語った。

「最近のインドとパキスタン間の緊張が始まった当初、飛行運用部門は徹底したリスク評価を実施し、飛行計画を最終決定した」とビーマン航空の関係者は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250509
https://www.thedailystar.net/business/economy/aviation/news/flights-taking-longer-due-indo-pak-tensions-3889871