[Financial Express]リヴィウ(ウクライナ)、5月9日(アラブニュース):ウクライナのEU同盟国は金曜日、ロシアの侵攻をめぐってロシアのトップ指導者を裁く法廷の設置を承認した。キエフはウラジーミル・プーチン大統領本人の裁判を求める動きが出ている。
ロシアがモスクワで第二次世界大戦の終戦を盛大な軍事パレードで記念したのと同じ日に、EU外相らは象徴的な支持表明としてウクライナ西部の都市リヴィウに集まった。
ドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウスに戻り、戦争終結を目指してプーチン大統領に接近し、モスクワが永久に裁判を逃れるのではないかという懸念が高まって以来、欧州による国際法廷設立に向けた取り組みは加速しているようだ。
「不処罰の余地はない。ロシアの侵略行為は処罰されずにはいられない。したがって、この法廷の設立は極めて重要だ」とEUのトップ外交官カヤ・カラス氏は述べた。
ハーグの国際刑事裁判所(ICC)はすでに、児童の強制送還とウクライナのエネルギー施設への攻撃の罪でプーチン大統領と他のロシア当局者らに逮捕状を発行している。
しかし、国際刑事裁判所には、そもそも侵攻を開始するというより根本的な決定についてロシアを起訴する権限はない。
Bangladesh News/Financial Express 20250510
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/kyivs-eu-allies-endorse-tribunal-to-try-russian-leaders-1746809997/?date=10-05-2025
関連