[Financial Express]ロイター通信によると、インドと隣国パキスタン間の軍事行動の激化が投資家を動揺させたため、インド株は金曜日に2営業日連続で下落し、時価総額は約830億ドル減少した。
核兵器を保有する隣国パキスタンは、インドが先月、インド領カシミール地方で発生した致命的な攻撃への報復として、水曜日にパキスタンの複数の「テロリストのインフラ」施設を標的にしてから、対立状態にある。パキスタンは報復し、両国はそれ以来、国境を越えた攻撃を繰り広げている。
ニフティ 50は金曜日に1.1%下落したが、心理的に重要な24,000ポイントの水準を上回って引けた。一方、BSEセンセックスも1.1%下落したが、前日に維持した80,000の水準を下回って引けた。
最低時には、市場は1080億ドルの損失を出すと予想された。
株価指数は木曜日に約0.5%下落し、今週は約1.3%下落し、今年最長となる3週間続いた上昇が止まった。
プロフィットマート証券の調査部長アビナッシュ・ゴラクシャカ氏は、「緊張が高まっているため、パキスタンのさらなる報復措置が長期にわたる本格的な紛争につながる可能性があるため、国内市場は不安になっている」と述べた。
「戦闘が続けば、紛争の最新情報に影響を受けるセンチメントが少なくとも1週間は市場の勢いを失わせる可能性がある一方、ファンダメンタルズは後退するだろう。」
「恐怖指数」とも呼ばれるボラティリティ指数は8営業日連続で上昇し、1カ月超ぶりの高値を記録した。
他の資産クラスも打撃を受け、中央銀行はルピーの下落を食い止めるために介入せざるを得なくなった。
株式市場は広範囲に打撃を受けた。今週は主要13セクターのうち12セクターが下落し、小型株と中型株はそれぞれ1.9%と0.8%下落した。
唯一の明るい材料は自動車株で、英米貿易協定により同社の英国部門JLRの業績が上がるとの期待からタタ・モーターズの株価が8.7%上昇した。
今週上昇した11のニフティ 50構成銘柄の中でトップとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250511
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/border-conflict-worry-erases-83b-from-indian-equities-in-2-days-1746898653/?date=11-05-2025
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