パンデミック時代のピークからの後退

パンデミック時代のピークからの後退
[The Daily Star]バングラデシュの国家予算は、政府が開発公約の実現に苦慮する中、相対的に縮小傾向にある。2020年度に17%でピークに達した予算対GDP比は、2025年度には14%に達すると予測されており、新型コロナウイルス感染症流行期に見られた拡張的な財政姿勢から徐々に後退しつつある。

公式データによれば、国の財政規模は2020年度以降毎年縮小しており、これは資源動員の制約と高まる経済的圧力の両方を反映している。

同時に、政府の開発計画を完全に実施する能力は依然として制約を受けている。2023年度の予算執行においては、運営費が支出総額の64%を占め、開発支出はわずか36%にとどまった。

この偏った配分は、開発を優先するという政策公約を繰り返してきたにもかかわらず、バングラデシュが長期資本投資よりも経常的な管理費に依存していることを強調している。


Bangladesh News/The Daily Star 20250511
https://www.thedailystar.net/business/bangladesh-budget-2025-26/news/retreating-pandemic-era-peak-3891756