防衛関係について議論

防衛関係について議論
[Financial Express]ジャカルタ、5月15日(AFP):オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は、再選後初の外遊としてジャカルタを訪問し、同国とインドネシアとの防衛協力をアピールした。

両国は、領有権が争われている南シナ海を含むアジア太平洋地域の多くの緊張が高まる中、安全保障関係の強化を目指してきた。

オーストラリアとインドネシアは昨年、両国間の共同訓練や両国への派遣の規定を含む画期的な防衛協定を締結し、地域における協力の強化を誓約した。

アルバネーゼ首相は今月初めの選挙で2期目の当選を果たした後、インドネシアの首都を初の海外訪問地とした。これはオーストラリアの新首相の恒例行事となっている。

労働党党首は木曜日、オーストラリアは8月にインドネシアと締結した防衛協力協定をさらに発展させようとしていると述べた。

「ロンボク条約に裏打ちされたこの条約レベルの合意は、海上安全保障、テロ対策、人道支援、災害救援の分野での新たな協力を可能にするだろう」とアルバネーゼ外相はインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領との共同記者会見で述べた。

アルバネーゼ氏は、8月の合意をオーストラリアとインドネシアの30年にわたる安全保障協力における「最も重要な一歩」と呼んだ。

「はっきりさせておきたいが、私はこの合意を最終段階として見ているのではなく、ただ次のステップだと見ているだけだ」と彼は付け加えた。

2008年に発効した以前のロンボク条約には、合同軍事演習、海上安全保障、軍事訓練に関する協定が含まれていた。

プラボウォ氏は記者団に対し、ジャカルタとキャンベラは防衛関係の改善やより緊密な経済協力の構築に向けてさらに協議していくと語った。

「我々はオーストラリアにも我が国の経済にもっと参加するよう呼びかける」と述べ、オーストラリア企業に自国への投資を求めた。

「現在の世界経済情勢が不透明な中、こうした協力を強化することが重要だ」


Bangladesh News/Financial Express 20250516
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/discusses-defence-ties-1747324587/?date=16-05-2025