[Financial Express]損害保険会社は、保険料収入の増加が見込め、国債に投資していたこともあり、今年3月までの第1四半期で増益を確保した。
今年1~3月の利益を発表した損害保険会社10社のうち、6社が増益、残り4社が減益となった。
収益が伸びた企業は、経営効率も向上し、管理費の削減にも貢献した。
ルパリ保険会社の純保険料収入は、今年1~3月期に前年同期比28%増の1億800万タカに達した。これは、今年第1四半期の利益が前年同期比28%増の4,600万タカに達したことを支えるものとなった。
一方、マーカンタイル・イスラミ保険は純保険料収入の増加に失敗、今年第1四半期の利益も前年同期比で減少した。同社の3月までの第1四半期の純保険料収入は7,820万タカで、前年同期比12.8%減少した。
その結果、今年第1四半期の利益は前年同期比6.4%減少し、1,823万タカとなった。
一部の保険会社は、事業拡大と並行して、この競争の激しい環境で生き残るために、業務効率化にも注力しているようです。彼らは管理コストを大幅に削減しました。
例えば、マーカンタイル・イスラミ・インシュアランスは、2025年1~3月期に管理費を前年同期比24%削減し、4,061万タカにしました。このコスト削減により、利益の減少率は6.4%に抑えられました。そうでなければ、四半期利益はさらに減少していたでしょう。
対照的に、シティ保険の今年第1四半期の純保険料収入は前年同期比で44パーセント増加したが、同社が管理費を抑制できなかったため、同期間における利益は前年同期比でわずか5.73パーセントの増加にとどまった。
保険会社の管理コストは25%以上増加し、7133万タカとなった。
当四半期の利益増加のもう一つの共通要因は、投資収益の増加であった。
債券型国債への投資を拡大した保険会社は、今年3月までの四半期で2024年の同時期と比べてより高い利益を上げることに成功した。
例えば、バングラデシュ国営保険会社は、今年第1四半期の保険料収入が前年同期比で約12パーセント減少したが、今年1月から3月にかけての投資収入が前年同期比で132パーセント増加したことが牽引役となり、前年同期比で31.36パーセントという立派な利益成長を達成した。投資収入のほとんどは国債によるものだった。
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Bangladesh News/Financial Express 20250516
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/general-insurers-see-growth-driven-by-higher-premium-income-efficiency-1747327778/?date=16-05-2025
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