ビーマン航空機、空中で車輪を失った後、無事着陸

[The Daily Star]ビーマン・バングラデシュ航空の飛行機は昨日、コックスバザール空港からの離陸直後に左側の主脚の車輪が外れたにもかかわらず、ダッカに無事着陸した。

ビーマン航空のゼネラルマネージャー(広報担当)ABMラウシャン・カビール氏は、この事件はBG436便が午後2時19分にコックスバザール空港を離陸し、ハズラト・シャージャラル国際空港へ向かった直後に発生したと述べた。

当時、この飛行機には71人の乗客が乗っていた。

「ビーマン航空の技術部門と空港当局は、主脚の左車輪が片方欠損した機体の着陸に備えて空港であらゆる準備を整えていた。乗客と機体は安全だ」とラウシャン氏はデイリー・スター紙に語った。

同氏はさらに、同便は午後2時20分に何の問題もなくハズラト・シャージャラル国際空港に着陸したと付け加えた。

ビーマン当局は、同航空会社の技術部門が車輪外れの原因を調査すると述べた。

彼らはまた、この件に関して4人からなる調査委員会を設置した。

ビーマン航空の飛行安全主任、エナムル・ハック・タルクダー大尉が率いる同委員会は、15営業日以内に報告書を提出するよう求められたとラウシャン氏は述べた。

ビーマンの上級パイロットによると、ダッシュ8-400型機には、前部に2つ、左右に2つずつ、計6つの車輪があり、これらは主着陸装置と呼ばれている。

「コックスバザールの航空管制局が、この飛行機の操縦士であるジャミル・ビラー機長に車輪の脱落について知らせた後、機長は、チッタゴンや他の空港と比べて緊急時や安全設備が最も整っているダッカ空港に着陸するという適切な判断を下した」と、名前を伏せながら同氏は語った。

左側のもう一方の車輪が損傷していた場合、パイロットが機体を安全に着陸させることがさらに困難になる可能性があると彼は付け加えた。

上級パイロットは、このような事故は航空業界では珍しいことではなく、機長は状況を適切に評価し、飛行機を安全に着陸させることができたと述べた。

ビーマン当局は、機体は格納庫に移され、航空会社の技術部門が車輪の原因調査を開始したと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250517
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/biman-flight-lands-safely-after-losing-wheel-mid-air-3896051