インド株はパキスタンとの停戦と米国との合意への期待から週足上昇を記録

[Financial Express]ロイター通信によると、投資家らがパキスタンとの休戦、米国との貿易交渉、国内金利の引き下げ期待を歓迎したため、インドの主要株価指数は週ごとに上昇した。

ニフティ 50指数は週間で4.21%上昇し、25,019.80となった。BSEセンセックス指数は3.62%上昇し、82,330.59となった。この日は、IT株の下落に引っ張られ、両指数はそれぞれ約0.2%下落した。

「インドとパキスタンの停戦発表は軍事的緊張の高まりに対する懸念を和らげ、リスクオンの感情を引き起こした。一方、米中貿易休戦、インドと米国の貿易交渉の進展、国内インフレの鈍化が週間上昇を支えた」とフィデント・アセット・マネジメントの最高投資責任者、アイシュヴァリヤ・ダディーチ氏は述べた。

ダディーチ氏は、海外からの資金流入は継続する見込みで、インド市場の見通しは依然として明るいと述べた。

ドナルド・トランプ米大統領は木曜日、インドが関税ゼロの貿易協定を提示したと述べ、株価を押し上げた。インドの貿易担当大臣は、米国との貿易交渉は順調に進んでいると述べた。ピユーシュ・ゴヤル貿易相は、インド代表団を率いて交渉を進める予定だ。

インドの国内関連株中心の小型株と中型株は今週、防衛関連株と主要構成銘柄の決算発表後の上昇に牽引され、それぞれ9.2%と7.2%上昇した。

フィデント・アセットのダディーチ氏は「市場全体の急激な回復は、物事が良い方向に変化している兆候だ」と述べた。

主要13セクターすべてが前週比で上昇した。

IT指数は、世界最大の経済大国である中国の景気後退懸念の緩和に支えられ、5.8%上昇した。金属株はドル安に支えられ、9.3%上昇し、4年ぶりの高値を更新した。


Bangladesh News/Financial Express 20250519
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/indian-shares-log-weekly-gains-on-ceasefire-with-pakistan-us-deal-hopes-1747586434/?date=19-05-2025