[The Daily Star]汚職防止委員会は、退任したシェイク・ハシナ元首相に対する18年前のはしけ搭載発電所汚職事件を再開させる動きを見せている。
同団体は今年3月5日、最高裁判所の控訴部に控訴許可請願を提出し、昨年8月5日の暴動後にインドに逃亡したハシナ氏に対する裁判手続きを破棄した高等法院の判決に異議を申し立てた。
ACCの弁護士アシフ・ハッサン氏はデイリー・スター紙に対し、ズバイヤー・ラーマン・チョウドリー判事が率いる控訴部の3人で構成される法廷は、この請願が法廷の昨日の訴訟リストに載っていたため、7月15日に審理を予定していると語った。
同氏は、請願委員会は高等裁判所の判決日から請願書提出までの5,452日間の遅延の容赦を求めたと述べた。
通常、このような請願は高等裁判所の判決の言い渡しの日から30日以内に提出されることになっていると弁護士は述べ、高等裁判所の判決の認証謄本を公開する時間も規定の30日に含まれると付け加えた。
しかし、アシフ弁護士は、控訴許可請願の根拠の詳細を述べること、また、この請願の提出の遅延の容赦を求めることを拒否した。
2010年4月13日、高等裁判所は、軍事政権下でACCが提起したはしけ搭載型発電所汚職事件におけるハシナ氏に対する訴訟を棄却する判決を下した。
モハメド・シャムスル・フダ判事(現在は引退)とアブ・バカール・シディキー判事(現在は引退)からなる高等裁判所の裁判官団は、ハシナ氏が自身に対する訴訟手続きの取り消しを求めて提出した請願に基づき、判決を下した。
汚職撲滅団体は2007年9月2日、ハシナ氏と他の6名がクルナにはしけ船搭載型発電所を建設した際に汚職を行ったとして、テジガオン警察署に事件を届け出た。
Bangladesh News/The Daily Star 20250519
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/acc-moves-revive-barge-mounted-power-plant-case-against-hasina-3897916
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