[Financial Express]政府は、来たるモンスーン期の国内天然ガス需要を満たすため、7月初めにスポット液化天然ガス(LNG)をさらに1回輸入する予定だ。
国営ルパンタリタ・プラクリティク・ガス・カンパニー(RPGCL)は、7月2日から3日の受け渡し期間にスポットLNGカーゴを購入することを目指していると、RPGCLの上級役員が月曜日にファイナンシャル・エクスプレス紙に語った。
スポットLNG貨物の量は、約336万英国熱量単位(ッムブツ)です。
落札者はベンガル湾のモヘシュカリ島にLNG貨物を引き渡し、同島にある国内の2つの浮体式貯蔵再ガス化ユニットのいずれかで貨物を降ろすオプションも持つ。
この入札が成功すれば、同国が7月上旬にスポットLNGを購入するのは計2回となる。
同当局者は、同国は7月下旬にスポットLNGのさらなる購入を検討する可能性があると述べた。
バングラデシュはこれまでに、6月引き渡し分のLNGスポット貨物を3つ購入した。
RPGCLは国営ペトロバングラの完全子会社であり、バングラデシュでのLNG取引を検討している。
バングラデシュは最近、6月26日〜27日の受け渡し期間にガンボー・シンガポール社にスポットLNGカーゴ1個を1ッムブツあたり12.18ドルで購入入札した。
同国は以前、7月2日〜3日の受渡期間のスポットLNG貨物1つを、ヴィトルアジア株式会社に1ッムブツあたり11.57ドルで発注していた。
バングラデシュは現在、長期契約に基づきカタール・エネルギー社およびOQトレーディング・インターナショナル社からLNGを輸入しているほか、スポット市場からもLNGを購入し、稼働中の2基の浮体式貯蔵再ガス化設備(FSRU)でLNGを再ガス化している。FSRUの総容量は1日あたり11億立方フィート(ブクフド)である。
同国は天然ガスの生産量が枯渇し、深刻なエネルギー危機に陥っている。
バングラデシュは、高まる需要に対応するため、工業、発電所、その他ガスを大量に消費する産業へのガス供給を制限してきた。
azizjst@yahoo.com
Bangladesh News/Financial Express 20250520
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/govt-seeks-to-import-one-more-lng-cargo-in-july-1747678935/?date=20-05-2025
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