[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は木曜日、取引開始前に約2週間ぶりの高値を付けた後、ドル高の影響を受け下落したが、米国政府の債務負担増大と財政見通しに対する懸念から価格は3300ドル超の水準を維持した。
スポット金は、取引序盤に5月9日以来の高値を付けた後、10時20分GMT時点で0.3%下落し、1オンス当たり3,303.82ドルとなっている。
米国の金先物は0.3%下落し、3,304.10ドルとなった。
独立系アナリストのロス・ノーマン氏は「利益確定を狙う人たちによる売りとドルの回復が金の輝きをいくらか失わせたようだ」と述べた。
ドル指数は他の通貨に対して0.2%上昇し、ドル建て金は他の通貨保有者にとってより高価になった。
「米国の債務問題への対応方法をめぐる懸念があり、市場が減税をネガティブに受け止めれば金は比較的堅調に推移すると予想される」とノーマン氏は述べた。
ムーディーズは先週、米国の債務残高が36兆ドルに膨れ上がっていることへの懸念を理由に、米国の最高位の国債信用格付けを1段階引き下げた。
一方、スポット銀は0.7%下落して1オンス33.14ドル、プラチナは0.7%下落して1,068.97ドル、パラジウムは2%下落して1,015.97ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250523
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-prices-ease-from-two-week-high-as-dollar-edges-higher-1747931119/?date=23-05-2025
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