コーヒーは1か月ぶり安値、ココアは10%以上下落

[Financial Express]ニューヨーク、5月25日(ロイター): ICEのアラビカコーヒー先物は金曜日、1カ月ぶりの安値に下落した。主要生産国ブラジルの収穫見通しが改善したことが響き、カカオ価格も急落した。

米国の戦没者追悼記念日の祝日のため、月曜日はアラビカコーヒー、粗糖、ニューヨーク産ココアの取引は行われない。

アラビカコーヒーは、取引開始前に1カ月ぶりの安値3.5525ドルを記録した後、ほぼ横ばいの1ポンド3.61ドルで推移した。アラビカコーヒーは週間で4%下落した。

ディーラーらによると、現在収穫が始まっているブラジルのアラビカコーヒーへの悪天候の影響は、一部が予想していたほど深刻ではないようだ。

コロンビアコーヒー連盟のヘルマン・バハモン会長は、雨で収穫が遅れたにもかかわらず、2024/25年シーズンのコロンビアのコーヒー生産量は18.1%増加し、60キログラム入りのコーヒー豆1袋が1500万袋に達すると述べた。

米農務省は、ペルーのコーヒー生産量は2025/26年に8%増加し、420万袋に達すると予想していると発表した。

ロブスタコーヒーは1トン当たり4,790ドルでほぼ横ばいだった。

ココア

ニューヨーク産ココアは514ドル(5%)下落し、1トンあたり9,764ドルで取引を終えた。この先物は週ベースで10%の下落となった。

ディーラーらによると、市場は依然として非常に不安定で、先週は価格が約16%上昇したという。

同氏らは、豆が非常に小さいとの報告があり、主要生産国コートジボワールの中期収穫の品質が悪いことを市場が依然として懸念していると指摘した。

コメルツ銀行はメモの中で、「豆の品質低下はここ数カ月の長期にわたる干ばつの結果だと言われており、最近の降雨では改善されなかった」と述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250526
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/coffee-hits-one-month-low-cocoa-down-more-than-10pc-1748199477/?date=26-05-2025