トランプ大統領がEUとの貿易交渉期限を延長したことで原油価格は安定

[Financial Express]ロンドン、5月26日(ロイター): ドナルド・トランプ米大統領が欧州連合(EU)との貿易交渉の期限を延長したことを受け、燃料需要に打撃を与える恐れのあるEUに対する米国の関税をめぐる懸念が和らぎ、原油価格は26日、ほぼ横ばいで推移した。

ブレント原油先物は12時34分時点で変わらず1バレル64.78ドル、一方米ウエスト・テキサス・インターミディエイト原油は4セント下落して1バレル61.49ドルとなった。

トランプ大統領が欧州連合(EU)との貿易交渉期限を7月9日まで延長することで合意したと表明したことを受け、両先物とも取引開始当初は上昇していた。UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「EUへの関税引き上げを延期するというトランプ大統領の方針転換が、今日の原油価格をやや支えている」と述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250527
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/oil-steadies-after-trump-extends-eu-trade-talks-deadline-1748282341/?date=27-05-2025