日本は世界最大の債権国としての地位を失う

[Financial Express]東京、5月27日(AFP):日本は34年間続いた世界最大の債権国の地位を失い、昨年の対外純資産が過去最高を記録したにもかかわらず、ドイツに後れを取ったと当局者が火曜日に発表した。

財務省が発表したデータによると、昨年末時点の日本の対外純資産は533兆500億円(3兆7000億ドル)で、前年比12.9%増加した。

しかし、これはドイツの569兆6500億円を下回っており、日本は1991年以来保持してきた首位の座を失ったと財務省は発表した。

政府はこの事態の進展を軽視した。

林芳正報道官は「対外純資産は、金融資産や債務の価格変動、国際収支などさまざまな要因の積み重ねによって決まる」と述べた。

「こうした点と日本の対外純資産が着実に増加している事実を考慮すると、順位の変化だけが日本の立場の大きな変化の兆候であると捉えるべきではないと考えている」と林氏は記者団に語った。

同省のデータによると、中国本土は516兆2800億円で引き続き3位、香港が320兆2600億円、ノルウェーが271兆8300億円と続いた。

データによれば、日本の場合、円安は対外資産と負債の両方の増加に寄与したが、海外での企業投資の拡大もあって資産の伸びは速かった。


Bangladesh News/Financial Express 20250528
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/japan-loses-status-as-worlds-top-creditor-1748370178/?date=28-05-2025