[Financial Express]バングラデシュのテクノロジー業界にとって画期的な成果として、国産プラットフォームのコンベイが、ズームやグーグレ ミートなどの世界的な競合相手を抑え、南アフリカで開催されるG20の持続可能なインフラ開発シンポジウム(SIDSSA)2025の公式バーチャルコラボレーションツールに選ばれた。
開発会社コンベイのプレス声明によれば、27カ国の大臣や政策立案者が出席した2日間の首脳会談は、バングラデシュのデジタル製品が高官レベルの外交協議を支援した初めての事例となった。
コンベイ は、英語、ベンガル語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語の 5 つの言語で、リアルタイムの文字起こしを備えたシームレスなビデオ会議を提供しました。
シネシス IT社が開発したコンベイは、BUETをはじめとするバングラデシュのトップクラスの大学のエンジニアによって構築されました。一般的なビデオ会議ツールとは異なり、AIによる会議概要の作成や低帯域幅での最適化など、組織での使用に特化した機能を備えています。
「コンベイは世界的に競争できると常に信じていました」と、コンベイのエンジニア、アル・アムル・ビル・マルフ氏は語った。「G20のイベントでコンベイが使用されているのを見れば、バングラデシュのソリューションが世界基準を満たしていることが証明されます。」
このプラットフォームの選定は、シネシス ITが生体認証システムで受賞歴を持つなど、これまで数々の国際的な成功を収めてきた実績に続くものです。しかし、コンベイがハイリスクな外交において果たす役割は、新たな節目となります。
「これは、当社の地域的なイノベーションが世界的に意義があることを示しています」と、シネシス ITの最高業務責任者であるASM ヌルン・ナビ氏は語った。
「バングラデシュの技術的課題を解決すると、世界中で役立つソリューションが生まれることが多いのです。」
この成果は、バングラデシュが世界のテクノロジー業界において存在感を高めていることを示しています。複数の大陸から関心が寄せられる中、コンベイはバングラデシュ製品が地域ニーズへの対応から国際競争力へと移行していく様子を実証しています。コンベイのG20デビューは、バングラデシュが単なる実装者ではなく、イノベーターとして世界のテクノロジーの舞台に足を踏み入れた瞬間として記憶されるかもしれません。
チームはダッカ本社での開発に注力し続け、世界的なテクノロジーリーダーシップは予想外のところから生まれることを証明しています。バングラデシュのデジタル化への野望にとって、これはほんの始まりに過ぎません。
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Bangladesh News/Financial Express 20250530
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/convay-chosen-over-zoom-google-meet-for-g20-sidssa-2025-1748537594/?date=30-05-2025
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