[Financial Express]バングラデシュへの送金流入額は増加し、5月に29億7000万米ドルに達した。これは同国史上2番目に高い月間収入であり、このところの外貨不足により多方面にわたる緊張に直面している同国経済に待望の休息をもたらした。
バングラデシュ銀行(BB)が日曜日に発表したデータによると、成長の面では、同国は2024年5月に記録された22億6000万ドルから前年比31.71パーセントの増加を記録した。
5月の29億7000万ドルという数字は、海外で働くバングラデシュ国民が母国に33億ドルを送金した昨年3月に次ぐ、2番目に高い数字となった。
公式データによると、同国は現会計年度の最初の11か月間に総額275億1,000万ドルの送金を受け取り、これは前会計年度の同時期に受け取った213億7,000万ドルと比較して28.69パーセントの増加となった。
報告書によれば、送金流入額は前年比で61億3000万ドル増加しており、海外駐在員による収入の大幅な増加を反映している。
事情に詳しい関係者によると、送金の急増は主にイード祭前の流入増加によるものだという。この季節的な増加はデータにも反映されており、5月の送金額は今年4月と比較して7.91%増加した。
匿名を条件に取材に応じたBBの職員は、送金流入は通常、イードのような主要な祝祭の前に増加すると述べた。イスラム教徒が多数を占めるこの国で2番目に大きな祝祭であるイード・アル=アザーが近づくにつれ、外貨の流入が増加し始め、それが送金データに反映されている。
中央銀行総裁は、銀行規制当局が最近市場中心の為替制度を導入したと述べ、これにより現地通貨が米ドルに対してさらに下落し、送金も増加するとしている。
「これらが、国内での送金増加の2つの主な要因だ」とBB当局者はフィナンシャル・タイムズに語り、外貨流入の増加は間違いなく国の外貨準備高を増やすだろうと付け加えた。
統計によると、BBの計算によれば外貨準備高は現在257億7000万ドルで、国際通貨基金の計算によれば2025年6月1日時点の準備金規模は205億ドルとなっている。
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Bangladesh News/Financial Express 20250602
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/may-sees-second-highest-remittance-flow-of-297b-1748802044/?date=02-06-2025
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