[The Daily Star]バングラデシュ銀行総裁のアフサン・H・マンスール氏は、インフレ率が今年8月か9月までに7%以下に下がるだろうとの期待を表明した。
バングラデシュ統計局(BBS)の最新データによると、5月のインフレ率は9.05%で、前月の9.17%から低下した。
しかし、過去27カ月連続で9%を超えている。
「我が国の経済の重要な原動力である外貨の入手可能性が安定し続けることを期待しており、我々は金融引き締め政策を維持している」と中央銀行総裁は昨日、首都のオスマニ記念講堂で財務省が主催した予算発表後の記者会見で述べた。
インフレ圧力に対処するため、中央銀行は政策金利を数回引き上げており、現在は10%となっている。
しかし、マンスール氏は、インフレ率が7%を下回れば、金融政策を徐々に緩和し始めるだろうと付け加えた。
同氏はまた、為替レートの安定がインフレ圧力への取り組みにおける主な課題であると述べた。
「我々が抱えていた主な課題は、ほぼ克服した」と同氏は語り、「我々の主な課題は為替レートを安定させることだった。為替レートを安定させない限り、インフレとの戦いに勝つことはできないからだ」と付け加えた。
同氏は「為替レートを安定させることができなければ輸入品の価格が上昇し、国内経済の価格を押し上げることになるだろう」と語った。
BB総裁は、現在為替レートは比較的安定しており、過去7~8か月間は1米ドルあたり122~123タカで推移していると述べ、現在はいくらか安堵感を感じているとも付け加えた。
「市場に任せた後も安定を保っていることから、インフレ期待はプラスの方向に向かっているという確信が得られた」と述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250604
https://www.thedailystar.net/business/news/inflation-drop-below-7-within-september-3910841
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