国内でデング熱による死亡者5人

国内でデング熱による死亡者5人
[The Daily Star]過去24時間以内に少なくとも5人のデング熱患者が死亡し、今年1日あたりの死者数としては最多となった。死者のうち4人は、現在国内でデング熱のホットスポットとなっているバルグナで報告された。

最新の死亡者を加えると、今年のデング熱による死亡者数は合計28人となった。

さらに保健サービス総局(DGHS)によると、過去24時間以内に159人の新たなデング熱患者が入院しており、そのうち124人はバリシャル地区の患者だという。

新たな入院者を加えると、今年のデング熱の症例総数は5,570件に上り、そのうち4,255件はダッカ以外で報告された症例である。

現在、全国で531人のデング熱患者が治療を受けており、そのうち193人がバルグナで治療を受けている。

デング熱関連の死亡者を減らすため、公衆衛生専門家のムシュトゥク・フセイン氏は、より強力な一次医療制度の必要性を強調した。「地元の診療所では検査を受けられないため、多くの人がデング熱検査を受けずにいます。その結果、特に貧困地域では診断が遅れることになります」とフセイン氏は述べた。

「近くで検査を受けられるようになれば、人々はより早く助けを求めるでしょう。現状では、検査施設が限られているため、ほとんどの人が検査を避けています」と彼は付け加えた。

フセイン氏はまた、医科大学病院の負担を軽減するため、採血センターと二次医療施設の増設を提言した。これにより、重症患者は必要に応じて二次医療施設から三次医療施設へ搬送できるようになる。

彼はさらに、一年を通して地域主導で清掃活動を行うことの重要性を強調した。「今のところは、これは日常的な活動です。蚊の個体数を制御するには、継続的な監視が必要です」と彼は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250614
https://www.thedailystar.net/health/news/5-die-dengue-country-3916036