G7首脳、トランプ大統領に貿易戦争の緩和を要請

[Financial Express]カナダ、カナナスキス、6月17日(AFP): 月曜日、カナダで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した世界の首脳らは、ドナルド・トランプ米大統領に対し、世界経済の安定にリスクをもたらす厳しい貿易戦争から手を引こうとした。

首脳会議では、ホスト国のカナダがトランプ大統領の怒りをかき立てることを避けたいと望んでいる一方、中東情勢に注目が集まる中、首脳らは早ければ来月にも世界各国にさらに高い関税を課す計画を撤回するようトランプ大統領に要請した。

「複数の参加者は関税紛争をできるだけ早く終わらせるよう求めた。彼らは、この紛争はG7諸国の経済を弱体化させ、最終的には中国を強化するだけだと主張した」と、ドイツの高官は匿名を条件に記者団に語った。

他の6カ国はトランプ大統領に対し、保護主義政策は「自分たちに損害を与えるだけだ」と述べ、できるだけ早く貿易紛争を終わらせるよう求めたと当局者は付け加えた。

G7に出席するほとんどの国は、トランプ大統領が課した一時的な高関税緩和の下、すでに10%の基本関税の対象となっており、欧州諸国と日本も自動車、鉄鋼、アルミニウムに追加関税を課せられている。


Bangladesh News/Financial Express 20250618
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/g7-leaders-urge-trump-to-ease-off-trade-war-1750181793/?date=18-06-2025