[Financial Express]上海、6月18日(AFP):中国人民銀行(中央銀行)総裁は18日、米国との不安定な貿易休戦を乗り切る中で、世界の通貨システムが主要国によって「武器化」され、政治利用される可能性があると警告した。
超大国は今月、ロンドンで行われた長時間にわたる協議を経て、中国のレアアース輸出や米国への中国人留学生へのビザ発給といった争点について進展があったと発表した。しかし、中国人民銀行の潘功勝総裁は水曜日、国際金融インフラにおける米国の優位性を間接的に批判した。
「主要通貨を持つ国の自国利益が世界公共の利益と矛盾する場合、その国は自国利益をより重視するだろう」と潘氏は上海で開催されたフォーラムで述べた。ドルは伝統的に危機や紛争時の安全資産と考えられてきたが、ドナルド・トランプ米大統領による事実上全ての貿易相手国に対する包括的な関税賦課(その後、大半は一時的に停止された)によって生じた不確実性は、世界の規範を覆した。
Bangladesh News/Financial Express 20250619
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/china-central-bank-chief-warns-against-unilateralism-in-currency-policy-1750268862/?date=19-06-2025
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