[The Daily Star]トゥーヒド・ホセイン外務顧問は、持続可能な解決策が早急に追求されなければ、未解決のロヒンギャ危機はすぐに地域の安全保障に対する深刻な脅威にエスカレートする可能性があると警告した。
「我々の人道的行為は、我々を甚大な社会的・経済的・環境的課題に陥れており、今や新たな安全保障上のリスクをもたらしている。」
BSSが昨日報じたところによると、同顧問は木曜日、ニューヨークの国連本部で行われた国連安全保障理事会の「貧困、未開発、紛争が国際平和と安全に与える影響」と題するハイレベル公開討論会で演説中にこの発言をした。
トゥーヒド氏は、バングラデシュが8年以上にわたり、軍事政権による迫害を逃れてミャンマーから逃れてきたロヒンギャ族120万人を受け入れてきたと指摘した。
長期にわたる危機はしばしば組織的な疎外から生じると述べ、ロヒンギャ族の安全と権利を確保した帰還を確実にするために、新たな国際社会の注目と行動が必要だと顧問は呼びかけた。
「これは正義の問題であるだけでなく、私たちの地域における潜在的な不安定性の根本原因を防ぐためにも極めて重要です。」
トゥーヒド氏は、今日の世界は貧困、未発展、紛争という相互に関連した課題によって特徴づけられている、と述べた。
「国際の平和と安全を維持するためには、こうした課題に取り組むことは選択の余地がなく、必須だ」
彼は、現在の世界の開発と安全保障の状況は長年にわたる不平等によって形作られており、その多くは数世紀にわたる政治的支配と経済的搾取に起因していると述べた。
「こうした不均衡を是正するのは我々の共通の責任だ。」
同外務顧問はさらに、バングラデシュは引き続き自国の役割を果たし、より公正で平和かつ安全な世界の実現に向けて関係者全員と協力していくと表明した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250621
https://www.thedailystar.net/rohingya-influx/news/rohingya-crisis-posing-new-security-risks-3921906
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