IAEA、イランの核施設へのアクセスを求める

[Financial Express]ウィーン、6月23日(AFP): 国連の核監視機関のトップは23日、イランの高濃縮ウランの備蓄量を「確認」するため、査察官らがイランの核施設に戻ることができるよう求めた。

彼は敵対行為の停止を求めた。この要請は、イスラエルと米国によるイランの核施設への攻撃を受けて行われた。

「イラン、イスラエル、そして中東には平和が必要だ」と、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長はウィーンで開かれたIAEA理事会の緊急会合で述べた。「そのためには、我々はいくつかの措置を講じなければならない」と彼は述べた。

「まず第一に、我々は交渉のテーブルに戻り、そのためには、NPT(核拡散防止条約)の我々の守護者であるIAEAの査察官がイランの核施設に戻り、最も重要な60%に濃縮された400キログラムを含むウランの備蓄量を確認することを許可しなければならない。」

グロッシ氏は、テヘランが6月13日に「核の設備と物質を保護するための特別措置」の実施を告げる書簡を送ったと述べた。

「極めて危険」イランの場合

ホルムズ海峡を閉鎖:EU

欧州連合(EU)の外交トップは月曜日、米国の核施設攻撃を理由にイランがホルムズ海峡の重要な貿易ルートを閉鎖すれば「極めて危険」となるだろうと警告した。

欧州連合(EU)外相らがブリュッセルで協議し、イラン・イスラエル紛争が主要議題に上がった際、カヤ・カラス外相は記者団に対し、「報復と戦争の激化への懸念は非常に大きい」と述べた。

「特にイランによるホルムズ海峡の封鎖は極めて危険であり、誰にとっても良いことではない」と彼女は警告した。

アナリストらは、イランはワシントンによる日曜早朝の攻撃への報復として、世界の原油生産量の5分の1が通過する海路であるイラン海峡を封鎖するかもしれないと指摘している。

マルコ・ルビオ米国務長官は中国に対し、イランによる貿易ルートの遮断を阻止するのを支援するよう要請した。

米国がイスラエルのイラン核施設を攻撃してイスラエルとイランの戦争に加わって以来、欧州連合は緊張緩和を強く求めてきた。


Bangladesh News/Financial Express 20250624
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iaea-seeks-access-to-iran-nuclear-sites-1750703894/?date=24-06-2025