ソナー・バングラ保険、2024年に最低の利益を計上

ソナー・バングラ保険、2024年に最低の利益を計上
[Financial Express]ソナー・バングラ保険は、昨年8月の政権交代後の保険料収入の急激な減少により、2024年の利益が840万タカとなり、株式上場以来最低となったと発表した。

同社の利益は前年が1,670万タカで、2024年には前年比50パーセントの減少となった。

その結果、水曜日の証券取引所への提出書類によると、連結1株当たり利益(EPS)は前年の0.40タカから2024年には0.20タカに急落した。

この保険会社は、マクロ経済の課題と急激なインフレにより、他のほとんどの保険会社と同様に、過去数年間にわたり収益の継続的な減少を示してきた。

収益が縮小しているにもかかわらず、損害保険会社は、前年と同様に2024年も10%の現金配当を推奨している。

匿名を条件に取材に応じた同社幹部は、マクロ経済の不確実性が長引いているため、昨年の国内事業活動は全体的に低調だったが、政変も同社の業績に影響を与えたと語った。

同氏は、保険金支払いのための支出増加と資本市場の低迷も収益性を圧迫したと述べた。

追放された首相シェイク・ハシナ氏の叔父シェイク・カビール・ホセイン氏は、ソナー・バングラ保険の会長を務めている。

ホセイン氏は2011年からハシナ政権の崩壊まで、保険会社所有者の団体であるバングラデシュ保険協会(BIA)の会長を務めていた。

メディアの報道によると、彼は最近国外に逃亡したという。

一方、同社は9月11日に株主総会を開催することを決定した。基準日は7月21日。

企業の事業活動から現金を生み出す能力の尺度である1株当たり純営業キャッシュフローは、2024年には1.17タカとなり、前年のマイナス0.35タカから回復した。

総資産から総負債を差し引いた純資産価値は、利益の減少により、1年前の1株当たり20.62タカから2024年には20.24タカに減少した。

保険会社は、総保険料収入や投資収益など、2024年度の監査済み財務諸表の詳細をまだ公表していない。

2006年に上場したこの損害保険会社の利益も、今年1月から3月にかけて前年比24%減の1,850万タカに落ち込んだ。

利益の減少にもかかわらず、同社の株価は水曜日のダッカ証券取引所で4.4%上昇し、1株当たり21.4タカとなった。

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Bangladesh News/Financial Express 20250626
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/sonar-bangla-insurance-posts-lowest-earnings-in-2024-1750875741/?date=26-06-2025