ICTがハシナ氏の侮辱罪訴訟の弁護士を交代

ICTがハシナ氏の侮辱罪訴訟の弁護士を交代
[The Daily Star]第一国際刑事裁判所は昨日、シェイク・ハシナ氏に対する法廷侮辱罪の訴訟で同氏の弁護人を務めていたアミヌル・ガニ・ティット弁護士を解任した。

法廷の決定は、アミヌル氏が昨年8月5日にハシナ氏の処刑を求めるフェイスブックへの投稿をしたことを受けて、同氏の任命をめぐる批判が再燃する中で下された。

ICTの検察によると、アミヌル・ガニ氏に代わり、モハンマド・アミール・ホセイン弁護士が弁護士に就任した。裁判所は火曜日にこの件に関する命令を下した。

アミール・ホセイン氏はデイリー・スター紙に対し、昨日任命状を受け取ったことを認めた。

彼は以前、アワミ連盟の在任期間中、約14年半にわたりダッカの第8特別裁判所の特別検察官を務めていた。

法廷はまた、昨日予定されていた審理を7月2日に延期した。この事件で法廷助言者に任命された最高裁判所の上級弁護士AYマシフッザマン氏は、事件の書類を受け取ったのはつい1日前であり、準備にさらに時間が必要であると裁判所に伝えた。

その後、アミヌル氏は法廷に立って、ハシナ氏の弁護を続ける意向を表明し、「私は専門家として公平であり、依頼人を弁護する」と述べた。

3人で構成される法廷の議長を務めるモハメド・ゴラム・モルトゥザ・モズムダー判事は、「我々は不利な情報をいくつか受け取っている。裁判を続けるか?」と述べた。

裁判官はフェイスブックの投稿に触れ、「あなたはかつてソーシャルメディアで被告人について不利な発言をしました。そのため、被告人を公平に弁護できるかどうか懸念が生じます」と付け加えた。

これに対し、アミヌル氏は「法廷は私を召喚した。私は36年の経験を持つ弁護士として誠実だ。それを証明する機会が必要だ」と主張した。

しかし、裁判長は「道徳的に考えると、被告人の側に立つべきではない」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250626
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/ict-replaces-counsel-hasina-contempt-case-3925196