[Financial Express]ガザ市、6月27日(通信社):病院関係者によると、イスラエル軍の空爆により過去24時間にガザ地区全域で少なくとも72人が死亡した。人道支援団体は、紛争が続く中、援助を求めるパレスチナ人の犠牲者が増えていると報告している。
ガザ地区政府メディア局は木曜日、過去1ヶ月間で人道支援を受けようとしたパレスチナ人549人以上が死亡したと発表した。さらに、米国とイスラエルの支援を受けるガザ人道財団(GHF)が運営する支援物資配布拠点付近で4,066人が負傷したと報じられている。
これらの数字は、イスラエルとハマスとの戦争が9ヶ月目に突入する中で発表された。パレスチナ保健当局は、紛争開始以来、ガザ地区で少なくとも5万6259人が死亡、13万2458人が負傷したと報告している。イスラエルは、10月7日にハマス主導の攻撃を受け、軍事作戦を開始した。この攻撃では、イスラエル国内で1139人が死亡し、200人以上が拉致された。
援助物資配給拠点周辺での民間人の犠牲者数の増加は、国際監視団体や人道支援団体からますます厳しい監視の目を向けられており、彼らは、崩壊しつつある救援体制によって、生活必需品を求めて危険に陥る人が増えていると警告している。
ガザ地区の人道状況は悪化し続けており、食糧、水、医療へのアクセスはますます制限されています。援助機関は、救援活動をめぐる暴力の継続が、すでに壊滅的な危機に陥っているガザ地区の民間人への危機をさらに悪化させていると警告しています。
一方、イランは、イスラエルとの12日間の戦争で死亡した軍の最高司令官や核科学者を含む60人の「歴史的な」葬儀を土曜日にテヘランで執り行う予定だ。
追悼式典はテヘラン中心部のエンゲラブ(革命)広場で現地時間午前8時(グリニッジ標準時午前4時30分)に始まり、その後葬列が約11キロ(7マイル)離れたアザディ(自由)広場まで続く。
「そこで短い式典が行われ、その後殉教者たちの行列がアザディ広場へ向かう」と、テヘランのイスラム発展調整評議会のモフセン・マフムディ議長は金曜日のテレビインタビューで語った。
「明日はイスラム教国家イランと革命にとって歴史的な日となるだろう」と彼は付け加えた。犠牲者の中には、イラン革命防衛隊の少将で、最高指導者アリー・ハメネイ師に次ぐ軍の副司令官であるモハンマド・バゲリ将軍も含まれている。彼は、イスラエルの攻撃で亡くなった妻と娘、そして地元メディアの記者と共に埋葬される。
同じくこの攻撃で死亡した核科学者モハマド・メフディ・テヘランチ氏も妻とともに埋葬される予定だ。
葬儀式典では女性4人と子ども4人が名誉を受ける予定だ。
イラン、米国の核施設への攻撃を主張
交渉の見通しを複雑にする
イランの外務大臣は、イランの核計画をめぐる米国との新たな交渉の可能性は、イランの核施設に「深刻な損害」をもたらした最近の米軍攻撃によって複雑化していると述べた。
米国は2015年の核合意の当初の締約国の一つであり、同合意ではイランが制裁解除などの利益と引き換えにウラン濃縮活動の縮小に同意していた。しかし、当時のドナルド・トランプ米大統領が就任1期目中に一方的に合意から離脱したことで、合意は崩壊した。
イランとの協議再開に関心を示しているトランプ大統領は先日、両国間の交渉は来週行われると主張した。木曜日遅くにイラン国営テレビで放映されたインタビューで、アッバース・アラグチ外相は、イランは協議再開に同意していないものの、その可能性を完全に否定はしていないと述べた。
「交渉再開について合意に至っていない」とアラグチ氏は述べた。「時期も定められておらず、約束もされていない。交渉再開についてすら話し合っていない」
アラグチ氏は、最近の米国の軍事介入により、イランの核計画に関する協議の再開が「より複雑かつ困難になった」と指摘した。
Bangladesh News/Financial Express 20250628
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israeli-strikes-kill-over-70-in-gaza-as-aid-related-deaths-mount-1751040504/?date=28-06-2025
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