「好ましい環境」でダッカと問題を議論する用意あり

[The Daily Star]インドは、建設的かつ相互に利益のある対話が環境によって支えられる限り、あらゆる問題に関してバングラデシュと交渉する用意がある。

インド外務省報道官ランディール・ジャイスワル氏が木曜の記者会見でそう語った。

同氏は「インドは相互に利益のある関係につながるような環境でバングラデシュと関わる用意がある」と述べた。

インドは来年期限を迎える30年間のガンジス川水資源共有条約の再交渉を試みているかとの質問に対し、同氏は共同河川委員会やその他の委員会などの二国間メカニズムを指摘した。

両国には、合同河川委員会という二国間メカニズムが存在します。また、関係州政府や代表者とも協議を行い、内部協議を通じて課題の調査やアプローチの枠組み作りを行っています。

インドの新聞は最近、5月にバングラデシュ外務省関係者との二国間会談に出席したインド外務省高官の話を引用し、この対話はインド国内の水需要増大への懸念を提起する機会となり、提案されている条約の条項を形作ると予想されると報じた。

ジャイスワル外相は、バングラデシュとの貿易問題に関する質問に答え、インドがバングラデシュに関して発表した改正案は「バングラデシュ自身の公平性、平等な扱い、相互主義の追求に基づいている」と述べた。

「我々はバングラデシュ側と長年懸案となっている根本的な問題の解決を待ち望んでいる。これらの問題は、インドが商務長官レベルを含むバングラデシュとの様々な会合で提起してきた」と外務省報道官は述べた。

5月中旬、インドはバングラデシュからの主要品目の輸入に港湾制限を課し、既製服、加工食品、プラスチック製品、木製家具などの陸路貿易を大幅に削減した。

インド商務省は、バングラデシュからのあらゆる種類の既製服の陸路輸入を禁止した。今後、これらの輸入は、ナバシェバとコルカタの2つの指定された海路経由のみ許可される。

ジャイスワル外相は、6月19日に昆明で行われたバングラデシュ、中国、パキスタンの3国間会合についてコメントを求められた際、「我々は、我が国の利益と安全保障に関係する近隣地域の動向を常に注視している」と述べた。

同氏は「各国との関係はそれぞれ独立しているが、変化する状況も考慮に入れている」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250628
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/willing-discuss-issues-dhaka-conducive-environment-3927231