熱波が広がり、南ヨーロッパは猛暑に見舞われる

[Financial Express]パリ、6月28日(BBC): 南ヨーロッパ各国で健康と火災に関する警報が発令され、週末には場所によっては気温が40度を超えると予想されている。

影響を受ける国にはイタリア、ギリシャ、フランス、スペイン、ポルトガルなどがあり、スペインのセビリアでは日曜日に気温が42度に達すると予想されている。

北アフリカからの熱気がバルカン半島を越えてクロアチアなどの観光地に広がり、気温上昇の一因となっている。

BBC天気予報は、この時期としてはこの熱波は「非常に激しい」と伝えている。アフリカ大陸では通常、7月と8月上旬にこのような高温に見舞われる。

スペインでは、子ども、高齢者、慢性疾患を持つ人など、特に脆弱な人々の間で熱中症患者が急増しており、それに対処するために救急隊員が待機している。

「マドリードはいつもすごく暑くなるのに、まだ6月だというのにこんなに早く暑くなるとは驚きです」と、22歳のマリーナさんはスペインの首都でロイター通信に語った。

「今年は本当にひどい。去年は少なくともこの時間なら外出できたのに、今はどうなの?無理。ひどいし、みんな水を飲む量も増えている」と47歳のジャネスさんは語った。

イタリア当局は、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏とテレビ司会者のローレン・サンチェス氏の結婚式のために数人の有名人が集まったローマ、ミラノ、ベネチアを含む複数の都市の住民に対し、現地時間午前11時から午後6時まで屋内にとどまるよう勧告している。

「風はなく、湿気が多く、汗をかき、夜は息苦しい」とベネチアに滞在していたメキシコ人観光客、アレハンドラ・エチェベリアさん(40)はAFPに語った。

一方、フランスでは1週間以上にわたり熱波が続いている。


Bangladesh News/Financial Express 20250629
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/southern-europe-swelters-as-heatwave-spreads-1751125097/?date=29-06-2025