最高裁、下級裁判所判事の懲戒規則に関する命令を差し止め

最高裁、下級裁判所判事の懲戒規則に関する命令を差し止め
[The Daily Star]最高裁判所は、シェイク・ハシナ政権が下級裁判所判事向けに策定した懲戒規則を認めた2018年の命令を差し止めた。

サイード・レファト・アハメド最高裁長官率いる6人で構成される法廷は昨日、最高裁の弁護士7人と下級裁判所の弁護士1人が先の判決に異議を唱えて提出した再審請求を審理した後、この命令を可決した。

審査請願は今年5月19日に提出された。

弁護士モハメッド・シシル・マニール氏が請願者側を代理し、司法長官ムハンマド・アサドゥッザマン氏が州側を代理して出廷した。

2018年1月3日、最高裁判所は懲戒規則を受理し、この規則は最高裁判所の優位性を維持するものであり、それによって最高裁判所が下級裁判所に対する権限を失うことはないと述べた。

2017年12月11日、法務省は最高裁判所の指示に従って、下級裁判所判事向けの「2017年バングラデシュ司法サービス(懲戒)規則」と題する規則に関する官報通知を発行した。

規則によれば、大統領は最高裁と協議して必要な決定を下し、法務省がそれを実施することになる。

大統領はまた、下級裁判所判事に対するあらゆる申し立てを調査するため、調査官を任命したり、3人からなる委員会を設置したりすることもできる。


Bangladesh News/The Daily Star 20250630
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/sc-stays-order-disciplinary-rules-lower-court-judges-3928641