[Financial Express]ロイター通信によると、投資家の注目が米国の財政状況と、米国の関税発動期限である7月9日を前に残る不確実性に移ったため、金価格は水曜日に小幅上昇した。
金現物価格は11時57分(GMT)時点で0.1%上昇し、1オンスあたり3,340.67ドルとなった。米金先物は3,351.10ドルで横ばいだった。
証券会社アクティブトレードのシニアアナリスト、リカルド・エヴァンジェリスタ氏は「市場は再び米国の財政状況に注目している。7月9日の関税期限をめぐる不確実性と相まって、金などの安全資産に資金を向けているトレーダーにとって、こうした状況は霧を生み出している」と述べた。
米共和党上院は火曜日、ドナルド・トランプ大統領の減税・支出法案を僅差で可決した。この法案は減税、社会保障制度の縮小、軍事費の増額を盛り込み、国家債務を3兆3000億ドル増やす内容となっている。
その他の貴金属では、スポット銀が0.5%上昇して1オンス当たり36.24ドル、プラチナが2.2%上昇して1,380.31ドル、パラジウムが2%上昇して1,122ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250703
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-edges-higher-1751477301/?date=03-07-2025
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