[The Daily Star]金価格は木曜日、連邦準備制度理事会(FRB)の政策方向性に関する知見を得るために同日後半に発表される米雇用統計を待ち、投資家らが大きな投資を控えたため、ほとんど変わらなかった。
金現物は、GMT午前6時1分時点で1オンス当たり3,357.96ドルで横ばい、一方、米国の金先物は0.2%上昇して3,369.10ドルとなった。
OANDAのシニア市場アナリスト、ケルビン・ウォン氏は、金は現在3,320ドルから3,360ドルの範囲内で推移している模様で、市場は米非農業部門雇用者数とISMサービス業PMIの発表を前に大きなポジションを取るのではなく、様子見姿勢を取っていると述べた。
年次開発計画が発表したデータによると、米国の民間雇用者数は6月に3万3000人減少し、2年以上ぶりの減少となった。経済の不確実性により雇用が抑制されたが、解雇数は低く、労働市場は引き続き安定している。
ロイターの調査によると、木曜日に発表される6月の非農業部門雇用者数報告では、5月の13万9000人増から11万人増に減少すると予想されている。
一方、ドナルド・トランプ大統領は水曜日、米国はベトナムからの様々な製品に対し、約束よりも低い20%の関税を課すと発表した。ベトナムは米国にとって第10位の貿易相手国である。
「ベトナムとの貿易協定は既に市場価格に織り込まれている可能性が高い。現在、最大の懸念は、依然として宙に浮いたままとなっている主要経済国との他の協定の状況だと思う」とウォン氏は語った。
米国とインドの交渉担当者らはトランプ大統領の7月9日の期限前に関税削減協定を締結しようと努力した。
トランプ大統領は、もう一つの主要貿易相手国である日本との協議が行き詰まっているにもかかわらず、交渉期限を延長する兆候は示していないが、インドとの合意については楽観的な見方を示した。
利回りのない金は、経済の不確実性や低金利環境において好成績を収める傾向があります。
Bangladesh News/The Daily Star 20250704
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/gold-steadies-3932021
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