[Financial Express]フランクフルト(ドイツ)7月4日(AFP): ドイツの5月の工業受注は予想よりも急激に減少したことが金曜日に発表された公式データで明らかになった。米国の関税引き上げの脅威に直面する欧州最大の経済大国にとって悪い兆候だ。
連邦統計局デスタティスの暫定データによると、将来の事業活動の指標として注目される新規受注は前月比1.4%減少した。
これはアナリストの予想よりも大きな減少であり、4月の1.6%増加に続くものとなった。
デスタティスによると、この落ち込みはコンピューター、電子機器、光学製品業界の受注の大幅な減少が原因だった。海外からの受注は約3%増加したが、国内からの受注は約8%減少したという。
しかし、LBBW銀行のエコノミスト、イェンス・オリバー・ニクラッシュ氏は、このデータは「少しがっかりするものだが、大げさに言うべきではない」と述べた。
「業界からの最新の数字は非常に心強いものなので、時々の後退は心配する必要はない。」
ドイツ経済は過去2年間縮小していたが、今年緩やかな回復が始まる兆しがあり、経済研究所は最近、2025年にはわずかな成長に回復すると予測している。
しかしニクラシュ氏は、「米国の関税政策というダモクレスの剣は、引き続きあらゆるものにかかっている」とも警告した。
Bangladesh News/Financial Express 20250705
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/german-factory-orders-drop-faster-than-expected-1751653335/?date=05-07-2025
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