競合油の弱さにもかかわらず、パーム油は週ごとに上昇した。

[Financial Express]クアラルンプール、7月4日(ロイター):マレーシアのパーム油先物は、シカゴと大連市場での競合食用油の下落と利益確定売りの影響を受け、金曜は下落して取引を終えたが、それでも8週間中7週間連続で値上がりした。

マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア・デリバティブ取引所)の指標パーム油9月限は、終値で29リンギット(0.71%)下落し、1トンあたり4,062リンギット(963.02ドル)となった。今週は1.27%上昇した。

クアラルンプールに拠点を置く貿易会社アイスバーグX社の自己勘定取引業者、デビッド・ン氏は、大豆油と大連パームオレイン価格の下落を受けて、原油パーム油価格が下落したと述べた。

「最近の価格上昇後の利益確定の動きも市場に影響を与えた」と彼は付け加えた。

大連で最も取引量の多い大豆油先物は0.95%下落し、パーム油先物(ドクプクヴ1)は0.07%下落した。シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆油価格(ボクヴ1)は0.96%下落した。

パーム油は、世界の植物油市場のシェアを競う中で、競合する食用油の価格動向を追っています。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国の主要産油国が今週末に生産量を増やすことで合意する見通しである一方、イラン政府が核不拡散への取り組みを再確認したことを受け、原油先物は若干下落した。

原油先物価格の下落により、バイオディーゼル原料としてのパーム油の魅力は低下している。

ヤシの貿易通貨であるリンギットはドルに対して0.05%上昇し、外貨を保有する買い手にとっては商品が若干割高になった。

ロイターの調査によると、マレーシアのパーム油在庫は、熱帯産油種に対する輸出需要が堅調に推移する一方で生産量が予想外に減少したため、6月に4カ月ぶりに減少した模様だ。


Bangladesh News/Financial Express 20250705
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/palm-oil-logs-weekly-gain-despite-weakness-in-rival-oils-1751653312/?date=05-07-2025