[The Daily Star]警察は昨日、カクライル・モスク前の道路を封鎖していたバングラデシュライフル隊(現バングラデシュ国境警備隊)の解雇された隊員とその家族を解散させるため放水砲と音響手榴弾を使用した。
抗議者たちは、職務の復職と部隊名をBDRに戻すことなど3点の要求を掲げ、ジャムナにある主席顧問官邸に向かって行進していた。
封鎖により、その地域の交通は停止した。
目撃者によると、解雇されたBDR職員とその家族は、シャーバグにある国立博物館前で2週間以上にわたってデモを行っていた。昨日の朝には、さらに数百人が抗議活動に参加した。
午前11時15分頃、抗議者たちはマツヤ・ババンを経由してジャムナ方面へ行進を開始した。警察は当初、シャーバグ付近で彼らを阻止しようとしたが、目撃者によると、彼らは前進を続けた。
ラムナ管区の副長官マスード・アラム率いる警察チームがマツヤ・ババン近くにバリケードを設置したが、デモ参加者はバリケードを突破してカクライル方面に進軍を続けた。
追加の警察部隊がジャムナに通じる道路を封鎖する中、抗議者たちはカクライル交差点で座り込みを行った。
警察は、ダッカ警視庁が同地域での集会や抗議活動の開催を禁止していることを理由に、デモ参加者にその地域から立ち去るよう命じた。しかし、デモ参加者たちは要求が満たされるまでデモを続けると主張した。
警察が群衆を押し退けようとした際に、数カ所で乱闘が発生した。ある時点では、警官隊が放水砲を使用し、複数の音響手榴弾を発射して群衆を解散させた。
現場で記者団に対し、BDRの元メンバーは、正義を求めて平和的なデモを行っていたが、警察が武力を使って彼らを追い払ったと語った。
マスードDCは記者団に対し、デモ参加者らは当初、道路を10分間だけ占拠し、省庁に代表者を派遣すると約束していたと語った。
「しかし、30分経っても彼らは立ち去ろうとしなかったため、警察は放水砲と音響手榴弾を使って彼らを解散させた」と彼は述べた。「彼らは規律正しい部隊員だったので、過剰な武力行使は控えた」
同氏は、事件中に警察官数名が負傷し、抗議者数名が拘束されたと付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250708
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/cops-foil-ex-bdr-members-march-3933871
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