イラン指導者、米国の「軟弱な」姿勢に反発

イラン指導者、米国の「軟弱な」姿勢に反発
[Financial Express]テヘラン、7月8日(AFP):イランのマソウド・ペゼシュキアン大統領は火曜日、米国との新たな協議への支持を表明したことで批判を浴び、先月のイランへの攻撃を受けて同大統領が「甘すぎる」と批判されている。

反発は、米国メディアのパーソナリティであるタッカー・カールソン氏とのインタビューが公開されたことを受けて起きた。その中でペゼシュキアン氏は、両国間の信頼関係が再構築されれば、イラン側は協議を再開することに「何の問題もない」と発言していた。

彼の発言は、イスラエルが6月13日に前例のない爆撃作戦を開始し、イランの軍高官や核科学者らを殺害してから1か月も経たないうちになされた。

イスラエルの攻撃は、核交渉再開を目指したテヘランとワシントンの会談予定の2日前に発生した。その後、会談は行き詰まっている。

「同じアメリカ人がシオニストらとともに、交渉を利用して時間を稼ぎ、攻撃の準備をしたことをあなた方は忘れたのか?」と、西側諸国との交渉に長年反対してきた強硬派のカヤハン紙は社説で述べた。

4月12日からイランと協議を続けてきた米国は、6月22日にイスラエルに加わり、フォルド、エスファハーン、ナタンズのイランの核施設を標的とした独自の攻撃を実施した。

保守系日刊紙「ジャバン」もペゼシュキアン氏を批判し、同氏の発言は「少々優しすぎる」ようだと述べた。

「米国人司会者との会話の真の意味は、言葉が国民の怒りと米国に対する完全な不信感を反映したときに伝わると我々は信じている」と声明は述べた。

対照的に、改革派のハム・ミハン紙はペゼシュキアン氏の「前向きなアプローチ」を称賛した。「このインタビューはずっと前に行われるべきだった」と同紙は記し、「イラン当局は残念ながら、国際社会やアメリカのメディアから長らく姿を消してきた」と付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20250709
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-leader-faces-backlash-over-soft-us-stance-1751998793/?date=09-07-2025