[Financial Express]ロイター通信によると、投資家らが米国と貿易相手国間の貿易交渉の展開を注視する中、ドル高が進んだため、金価格は水曜日に1週間以上ぶりの安値に下落した。
スポット金は、東部標準時午前9時23分(グリニッジ標準時13時23分)時点で0.1%下落し、1オンスあたり3,297.19ドルとなった。前日には6月30日以来の安値を付けていた。米国金先物グックヴ1は0.3%下落し、3,306.10ドルとなった。
米ドル指数は2週間ぶりの高値付近で推移し、海外投資家にとって金の魅力は低下した。指標となる10年米国債の利回りは3週間ぶりの高値付近で推移した。
ハイリッジ・フューチャーズの金属取引担当ディレクター、デビッド・メーガー氏は「短期的には、ドルが最近の安値からやや反発し、金市場の勢いを弱めている。長期的には、金価格は十分に支えられている」と述べた。
貿易面では、欧州連合(EU)は今月末までに米国と合意に達するよう取り組んでいると表明し、トランプ大統領は名前を明かさない国々に対してさらなる関税通知を出すと約束した。
投資家らはまた、中央銀行の金利軌道に関するヒントを求めて、東部標準時午後2時(グリニッジ標準時午後3時)に発表される連邦準備制度理事会(FRB)の最新の政策会合の議事録にも注目している。
6月17~18日に開催されたFRBの会合の議事録では、トランプ大統領の増税によるインフレへの影響が不透明である中、中央銀行が利下げに踏み切ることに躊躇している様子が明らかになると予想されている。
スポット銀は1%下落して1オンスあたり36.40ドル、プラチナは0.3%下落して1,355.69ドル、パラジウムは1.5%下落して1,094.44ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250710
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-hits-one-week-low-as-dollar-gains-1752074670/?date=10-07-2025
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