サウジアラビアとイラン、テヘランとイスラエルの停戦後に協議

[Financial Express]リヤド、サウジアラビア、7月11日(AFP): 地域のライバル国であるイランとイスラエルの間で停戦が始まってから2週間後、イランの外相がサウジアラビアの事実上の指導者と会談したとサウジアラビア外務省が発表した。

サウジのムハンマド・ビン・サルマン王子は、同国は停戦が地域の安定に貢献することを期待すると述べ、「紛争解決への道として外交手段による対話を支持する」というサウジの立場を強調したと、同国国防省は水曜日早朝、Xへの投稿で明らかにした。

サウジ外務省によると、イランのアラグチ外相は先月イスラエルによるイランへの攻撃を非難したリヤドに対し「感謝の意を表した」という。

イスラエルは6月13日、軍事施設や核施設、住宅地を標的とした前例のないイランへの爆撃作戦を開始した。

テヘランによれば、イスラエルの攻撃により軍の上級司令官や核科学者を含む1,000人以上が死亡した。

一方、イスラエルはイランからのドローンやミサイルによる攻撃を受け、イスラエル当局は少なくとも28人が死亡したと発表した。

4月以来イランの核計画について協議を続けてきた米国は、6月22日にイランの複数の核施設を標的とした独自の攻撃を実施した。

テヘランとワシントン間の協議はその後行き詰まっているが、イランとイスラエル間の停戦は6月24日から実施されている。

シーア派イスラム教徒が多数派を占めるイランと、スンニ派が多数派を占めるサウジアラビアは、シリアやイエメンを含む地域紛争でしばしば対立してきた。


Bangladesh News/Financial Express 20250712
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/saudi-arabia-and-iran-hold-talks-after-tehrans-truce-with-israel-1752255286/?date=12-07-2025