[Financial Express]ダマスカス、7月13日(AFP):シリアとイスラエルの当局者が、アハメド・アル・シャラー大統領のアゼルバイジャン訪問の合間に土曜日にバクーで対面したとダマスカスの外交筋が明らかにした。
この会談は、数十年にわたり敵対関係にあった両国にとって大きな一歩となるもので、イスラエルは当初、シャラア氏のアルカイダとの過去のつながりを理由に同氏の政権をジハード主義者として冷遇していたが、今回の会談はそれに続くものとなった。
「シャラー氏のバクー訪問の合間にシリア当局者とイスラエル当局者の間で会談が行われた」と、問題の敏感さを理由に匿名を条件に情報筋は語った。
イスラエルはアゼルバイジャンへの主要な武器供給国であり、最大の敵国イランと隣接するコーカサスの国で重要な外交的存在感を示している。
情報筋によると、シャラー氏自身は「最近のイスラエル軍のシリア駐留」に焦点を当てたこの会合には参加しなかったという。
イスラエルは、12月に長年統治していたバッシャール・アサド大統領が打倒された後、シャラー氏が率いるイスラム主義派の暫定政権の手に主要な軍事資産が渡るのを防ぐため、シリアで数百回の空爆を実施した。
また、シリア政府は、かつて戦略的なゴラン高原で敵対勢力を隔てていた国連が監視する緩衝地帯に部隊を派遣し、そこからシリア南部の奥深くまで侵攻した。
シャラー氏は、シリアは近隣諸国との紛争を望んでいないと繰り返し述べており、その代わりに国際社会に対し、イスラエルに攻撃を中止するよう圧力をかけるよう求めている。
彼の政府は最近、緩衝地帯を設定した1974年の軍事力引き離し協定への復帰を求めてイスラエルと間接的に接触していたことを認めた。
先月末、ギデオン・サール外相は、イスラエルはシリアとの和平・国交正常化協定の締結に関心があると述べた。これに対し、国営メディアが引用したシリア政府筋は、そのような協議は「時期尚早」だと反論した。
Bangladesh News/Financial Express 20250714
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/syrian-israeli-officials-meet-in-baku-1752429179/?date=14-07-2025
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